鑑定に出すには「作法」がある。
こんにちは、ぐらです。
前回、へそくりの10万円で「ポケカPSA投資」を始めると宣言しました。 意気揚々と「さあ、家にあるカードを送るぞ!」と思ったのですが、ここで大きな壁にぶち当たりました。
PSA鑑定は、「封筒にカードをポンと入れて送れば終わり」ではありません。
世界基準の鑑定機関であるがゆえに、「指定されたホルダー」に入れないと受け付けてもらえなかったり、搬送中に傷がついたりするリスクがあります。
そして何より、「PSA10(最高評価)」をもぎ取るためには、提出前のケア(掃除・検品)が命です。
ここで「鉄の掟」が発動
私のブログには以下のルールがあります。
カード購入費だけでなく、送料・鑑定料・備品代などの「経費」もすべて10万円の資金から捻出する。
つまり、まだ1円の利益も出ていないのに、いきなり所持金が減ります。 泣きそうですが、これも投資の一部。
今回は、私がPSA鑑定のために揃えた「必須アイテム」と、あった方がいい「推奨アイテム」を全公開します。 これからPSAを始めたい人の参考になれば幸いです。
1. カード保護・収納(これがないと始まらない)
まずは、PSAの規定で決まっている「提出用セット」です。これを持っていないと門前払いです。
A. セミリジッドホルダー(カードセイバー)
【重要度:★★★★★】
普段、高額カードは「マグネットローダー」や「硬質ケース」に入れている人が多いと思いますが、PSAへの提出は「カードセイバー(セミリジッドホルダー)」指定です。
少しペラペラした下敷きのようなケースですが、鑑定士がカードを取り出しやすいための仕様です。
- 私が選んだ(or 検討した)もの:
- Cardboard Gold社 Card Saver 1
- PSA公式が推奨する王道中の王道。迷ったらこれです。
- TATENASHI カードセイバー
- Amazonや楽天市場で購入できます。今回私はこれにしました。
- Cardboard Gold社 Card Saver 1
B. ソフトスリーブ(ペニースリーブ)
【重要度:★★★★★】
「ピッタリスリーブ(カドまる)」はNGです!
鑑定士がカードを抜く時に傷がつかないよう、「ゆとりのある透明なソフトタイプ」が必須です。
- 私が選んだ(or 検討した)もの:
- KMC カードバリアー100
- 日本で一番手に入りやすいド定番。
- ダイソー トレカプロテクター R-11(ゆったりサイズ・ソフト)
- 普段から愛用してます。今回はいったんこれで進めていきます。
- KMC カードバリアー100
2. 状態確認・クリーニング(PSA10を取るために)
ここが「投資家」としてのこだわりポイントです。
指紋一つ、ホコリ一つで減点される世界。10万円を守るために、ここには少しお金をかけました。
C. クリーニングクロス
【重要度:★★★★☆】
ティッシュで拭くのは厳禁です(傷がつきます)。
提出直前に、カード表面の指紋や油分を優しく拭き取るために必須です。
- おすすめ:
- 3M(スリーエム) クリーニングクロス マイクロファイバー
- キョンセーム(春日)
- 高級時計や楽器用の天然鹿革。ガチ勢はこれを使っている。(らしい)
D. ルーペ(拡大鏡)
【重要度:★★★★☆】
肉眼では見えない「白欠け」や「微細な傷」をチェックし、「そもそも鑑定に出すべきか?」を判断します。
傷があるカードを鑑定に出しても、鑑定料(約3,300円)をドブに捨てるだけですからね。
- おすすめ:
- Vixen(ビクセン) メタルホルダールーペ M17N(10倍)
- 宝石鑑定用。クリアに見えます。
- Amazon等の「LEDライト付きルーペ」
- ライト付きで傷が見つけやすいです。机に固定するタイプのがあったので、私はこれにしました!
- Vixen(ビクセン) メタルホルダールーペ M17N(10倍)
E. センタリングツール
【重要度:★★★☆☆】
カードの絵柄が真ん中にあるか(枠の太さが均一か)を測ります。PSA10狙いなら避けて通れません。
- Amazonなどで売っている透明定規タイプや、スマホアプリ(Pixel Gradingなど)を活用します。
- 三角スケールをお勧めされている方もいたので、ご参考までに。
3. 梱包・発送用品(輸送事故を防ぐ)
最後は、アメリカ(または日本支社)へ送るための防御策です。
F. 固定・防水セット
ここは100均や家庭にあるものでコストダウンを図ります。
- 挟み込み用ダンボール: Amazonの空き箱をカットして使用(0円!)。
- 輪ゴム: 100均のものを使用。
- 防水: ジップロックやユニパックなどのチャック付き袋。
- 緩衝材: プチプチでぐるぐる巻きにします。
G. 発送用BOX
- ヤマト運輸 宅急便コンパクト専用BOX
- 少数の提出ならこれがベストサイズ。コンビニで70円くらいで買えます。
- タックシール(宛名ラベル)
- これ重要です! PSAに送る際、箱の外側に「バーコード(Submission ID)」を貼る必要があります。
- コピー用紙をセロハンテープで貼ってもいいのですが、雨で滲んだり剥がれたりするのが怖いので、私はダイソーの「貼れるラベル用紙(ノーカット)」を買いました。
かかった経費と、現在の所持金
というわけで、形から入るタイプの私はこれらを一通り揃えました。

現在の資産状況はこちらです。
| 項目 | 金額(概算) | 備考 |
| カードセイバー | -2,999円 | 200枚入 |
| ソフトスリーブ | -110円 | 100枚入 |
| ルーペ・クロス等 | -3,380円 | クロスは眼鏡用のものを使用! |
| 梱包資材 | -400円 | 箱代・テープ等 |
| 合計経費 | -6,889円 | 痛い出費…! |
| 現在の資金(残高) |
| 93,111円 |
残り、約9万3千円。
まだカードを1枚も鑑定に出していないのに、7,000円弱も使ってしまいました。
しかし、これで「最強の提出環境」は整いました。
この7,000円の初期投資が、将来数万円の利益を生むと信じています。
次回、いよいよ「最初の1枚」を選定!
道具は揃いました。
次は、私の手持ちカードの中から、「この9万3千円を託す最初の相棒」を決めたいと思います。
果たして、お小遣いパパの審美眼は通用するのか。
それとも、PSA8とかで爆死するのか。
次回、「選定編」でお会いしましょう!

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